健康用語解説

タキシフォリン


<タキシフォリンとは>
タキシフォリン(Taxifolin)またはジヒドロクェルセチン(Dihydroquercetin)は、フラバノノールの一つである。



<天然の存在>
シベリアカラマツ、ヒマラヤマツ、ヒマラヤスギ、マイレイチイ等の針葉樹で見られる。
また、マリアアザミの種子からのシリビニン抽出物にも見られる。サクラの木で熟成させた酢にも含まれる。

タキシフォリンやその他のフラボノイドは、多くの飲み物や製品に含まれる。
特にタキシフォリンは、果物、野菜、ワイン、茶、ココア等の植物由来の食物で見られる。



<薬理学>
タキシフォリンは、関連化合物であるクェルセチンと比べ、変異原性がなく毒性も低い。
ARE-依存性機構により遺伝子を制御し、科学的予防効果を示す。
また容量依存で卵巣腫瘍細胞の抑制効果を示す。
しかし同じ研究で、VEGFの発現阻害には最も効果の低いフラボノイドであったことも示された。
さらにネズミ皮膚の線維芽細胞とヒトの乳癌細胞の増殖抑制に、相関係数0.93の高い相関を示した。

タキシフォリンは、癌細胞の脂質生成を抑制することにより、多くの種類の癌細胞の抑制効果を示す。
癌細胞の脂質生成を抑制することで、癌細胞の成長と拡散を防止することができる。

タキシフォリンが繊維の形成を刺激し、繊維形コラーゲンの安定化を促進する能力は、医療に利用しうる。
またタキシフォリンは、細胞のメラニン形成を抑制する。

タキシフォリンは、レボフロキサシンやセフタジジム等の伝統的な抗生物質のin vitroでの効果をさせる作用を持つ。
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌等の治療への効果が期待される。

タキシフォリンやその他の多くのフラボノイドは、アフィニティの弱いオピオイド受容体の非選択性アンタゴニストとして作用する。
また、アディポネクチン受容体2のアゴニストとしても作用する。



引用:Wikipedia_タキシフォリン
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AA%E3%83%B3)
引用日時:2019年10月30日