健康用語解説

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お役立ちコラム

クレアチニン

<クレアチニンとは>
クレアチニン(英: creatinine, Cr, CRE, CREA)は、筋肉へのエネルギーの供給源であるクレアチンリン酸の代謝産物。血清生化学検査ではCr、CRE、CREAなどの略号で記載される事が多い。
本項では以下Crと記す。

<検査>
血清Cr値を測定するには採血を行い、血清生化学検査を行う。尿中Cr濃度を測定するには一日蓄尿中検査を行い、一日蓄尿中の重さを体重で割って算出する。
腎機能を検査するには血清Cr 値と尿中Cr濃度からクレアチニンクリアランスを計算する。

<判定>
・血清Cr値が正常以上であったり尿中Cr濃度が正常以下である時、異常が高度であれば腎不全が疑われる。
異常が軽度であれば、血清濃度が高くなる脱水等や、心不全・ショックや、腎炎(糸球体腎炎、間質性腎炎、等)や、尿路異常症(尿管結石、前立腺肥大、等)や、血中高抗利尿ホルモン症(先端巨大症、等)等が示唆される。

・血清Cr値が正常範囲以下であったり尿中Cr濃度が正常範囲以上であれば、多くの場合、妊娠、糖尿病の初期、長期臥床、等が示唆される。
稀に筋肉量が減る病気(尿崩症、筋ジストロフィー、多発性筋炎、筋萎縮性側索硬化症、等)もある。

引用:Wikipedia_クレアチニン
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%81%E3%83%8B%E3%83%B3)
引用日時:2019年11月13日